【募集開始・伏見】1月15日(月) 『枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い』山本淳子
枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い (朝日選書)
- 作者: 山本淳子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/04/10
- メディア: 単行本
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伏見では89回目の朝食読書会を開催します。
伏見の朝食読書会では、古典、ロングセラーの本を中心に選書しています。
長く読まれるには「理由」があります。
他の人の感想からも気付きが多いですよ。
※課題本は読んだ上でご参加ください
※学生の方や現在お仕事をされていない方も歓迎です
予定
日時:2018年1月15日(月) 7:00~8:00くらい
7:00~7:15 ドリンク・フードのオーダーしたり自己紹介など。
7:15~8:00 本から刺激を受けたこと、感じたことなどディスカッション。
※8:00以降も残れる方は続けてお話されてもよし、まったり読書もよし
※電車やお仕事の都合で多少の遅刻や途中で抜けることはOKです。できれば事前にお知らせください
場所:スターバックスコーヒー名古屋伏見ATビル店
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目18-22 名古屋ATビルディング 1F
052-220-6232
(ヒルトンの向かい側です)
Map→ http://
参加費:各自のドリンク代・フード代。参加費は無料。
課題本
枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い (朝日選書)
- 作者: 山本淳子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/04/10
- メディア: 単行本
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定子への鎮魂の書
10月22日は時代祭。古代から近代まで各時代の著名人に扮した市民が、京都御所から平安神宮まで歩く。清少納言と紫式部が同じ車に乗る。「ニコニコしてはるけど、ほんとは仲が悪るう二人やて」という声が見物客から聞こえる。
紫式部が日記のなかで清少納言の悪口を書いている。清少納言は嫌な女だったのか、それとも紫式部の嫉妬か。
山本淳子『枕草子のたくらみ』は意外な真相を明らかにする。『枕草子』の文章と、当時の宮中の状況とを照らし合わせ、清少納言の意図を読み解く本である。まるでミステリー小説のように興奮する。江川卓の『謎とき「罪と罰」』や、ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』を連想した。
『枕草子』は清少納言が一条天皇の妻、定子に仕えていたころのエッセイである。定子の周囲の優雅で楽しい日々が描かれている。しかし史実は逆だ。定子は兄たちが起こした政治スキャンダルに巻き込まれ、没落と出家、そして復帰と早世という波乱に満ちた生涯を送る。
このギャップは何なのか?
『枕草子』は清少納言の身辺雑記ではなく、定子ひとりのために書かれたのだという。それも定子の存命中から没後まで長期にわたり書き継がれたと推測される。定子存命中は定子を慰め喜ばせるために、没後は彼女を讃えるために書かれた。そのために清少納言は、道化のように失敗してみせもした。
定子の一族にとって政敵である藤原道長は、なぜ『枕草子』を歴史から消し去ろうとしなかったのか。それは定子の怨霊を恐れたからだろう。『枕草子』は鎮魂の書でもあるのだ。
ご注意
◎ネットワークビジネスやセミナー、宗教・政治的な勧誘、商品の販売を目的とした参加は固くお断りいたします。
◎複数の参加メンバーから上記に関する苦情申し立てがあった方に関しては以後の参加をお断り致しますので、ご了承下さい。
お申込・お問い合わせ
◎運営の都合上、今回は定員を7名(+主宰1名)とさせていただきます。その後はキャンセル待ちとなりますのでご了承ください。
◎お申し込みはmixiからお願いします。mixiのIDをお持ちでない方はメールにて参加希望の旨をどうぞ!
◎メールでのお申込み・お問い合わせは
asakatsu.ngo◆gmail.com
(朝活@NGO 事務局)
※メールのアドレスは「◆」を「@」に置き換えて下さい。
※参加表明の締め切りは1月13日(土)とします。 ただし運営の都合上、今回は定員を7名(+主宰1名)とさせていただきます。その後はキャンセル待ちとなりますのでご了承ください。