【開催報告・栄】『自分の仕事をつくる』（西村佳哲）｜名古屋で朝活！！朝活＠ＮＧＯ
パタゴニア、柳宗理、IDEOなど、さまざまな企業や仕事人を取材して、仕事とは、働くとは、あるいは「生きていくとは？」を考えていく一冊です。
経営者、従業員を問わず、ほとんどの取材から溢れてくるのは、清々しいほどの幸福感。著者が共通項として挙げていることに「仕事を自分ごととして捉えている」という点があって、この感覚が一番重要かと。
もうひとつ、「仕事の意味付け」もポイントで、一人ひとりがそれを感じることも組織としては大切。特に分業が進んでいる昨今では、前後の工程や最終の顧客までをいかにイメージできるか、ではないでしょうか。
働き方改革、生産性向上が社会的な課題となっていて、とかく効率化が求められる世相ですが、画一的、表面的な施策よりも、「幸福感」「満足度」のためには、こうした根源的な問いがむしろ重要なのでは。
次回は2/27（水）、今回の課題本にも通じるところのある『社員の力で最高のチームをつくる――〈新版〉1分間エンパワーメント』（ケン・ブランチャード 他）が課題です。星野リゾートの星野佳路氏が監訳、そして実践していることでも話題の書です。
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