【開催報告】『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』(岸見一郎、古賀史健)|名古屋で朝活!!朝活@NGO
今月の名駅、朝食読書会は『幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』( 岸見一郎、古賀史健)が課題でした。前作『嫌われる勇気』が 100万部を突破し未だに読まれ続けている大ベストセラーですが、本作も引き続き哲人と青年による会話によってアドラーの思想を探究していく内容。
前作でアドラー心理学の考え方を学んだ青年が、担任を受け持つ学校の授業で実践しようとしたところ、完全に失敗してしまった体験を哲人にぶつけるというストーリーです。
前作同様の「褒めない、叱らない」「課題の分離」「共同体感覚」などが、角度を変えてより分かりやすく解説され、さらに「信頼」「愛」について深めていく展開です。
今月の栄の読書会でも同じ課題本なので、いつも読書メモはその時に。
ディスカッションでは
・問題行動の5段階によって、自分の子どもの行動の理解が深まったので、接し方を変えたい。
・「褒めない」「叱らない」は理解できるが、どうしたら相手を良い方向に変えることができるのか難しい。
・「運命の人などいない」「目の前の人とダンスを続ける」などのエピソードに共感した。
・前作ほどは熱中できなかったし、最後にいきなり青年が変わるようには納得できなかった
など。
前作を未読の方でも特に分かりにくい内容ではありませんが、2冊を読まれると「理論編」「実践編」のようなシリーズとしてより理解が深まると感じました。
栄での読書会も楽しみです。
⇒ 【募集開始】4月25日(月)『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』(岸見一郎、古賀史健)
また、今回の課題本と関連して、こちらの4冊も話題でした。どれもおすすめです。
アドラー『人生の意味の心理学』 2016年2月 (100分 de 名著)
- 作者: 岸見一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2016/01/25
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 156人 クリック: 3,495回
- この商品を含むブログ (421件) を見る
- 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,村上春樹
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2010/09/02
- メディア: ハードカバー
- 購入: 11人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (54件) を見る